コンセプト
正しい食事がいかに大切か教えられました
私が健康で健全な体を維持することが大切であるかを意識し始めたのは、
- 実父が闘病生活で苦しんだ日々の果てに命を落としたこと
- 長男として生まれた甥が障害児として命を授かったこと
この2つの出来事がほぼ時を同じくして自分の身に降りかかった時からです。健康が当たり前の生き方を大きく変えたターニングポイントとなりました。
父には、今の現代医療で良いといわれるものを手当たり次第に試し、快方を願い、元気だった頃の笑顔を取り戻してくれる日を祈りながら 辛い治療に耐えて病気と闘っている姿を見ながらの看病の日々。息を引き取る前の最期となった無理やり押し込んだ夕食の一口を辛いながらも 必死で飲み込み生きようとしてくれた姿が、今でも目に焼きついて離れません。
また障害を背負って1人では生きる力のない甥に私のできることといえば どこまで社会に対応し生き抜いてくれるか、健康でいてくれるかを祈るしかないこと。
“せめて体だけは健康で病に苦しむことのないように”
人間として命を授かり、何のために生きるのかを考えさせてくれたこの2つの出来事は私の意識を大きく変え、私たちの命を体という衣が身を守りこの体を健康という状態に導くことの大切さを教えてくれました。
現代医療の不得意とするもの。目に見えない数値では測れない原因不明の症状
- アレルギー疾患
- ストレスによる様々な疾患
- 更年期の不定愁訴
時とともに徐々に心を貪る~心身症~生活習慣病へと質が変化して体を蝕んでいく原因不明の症状。
このような症状に対し現代医学の得意とするピンポイントで狙い撃ちする方法や考え方では対応しきれないのが現状で、現代医療の不得意とするところです。
これらの疾患に対し、病巣だけでなく体と心の調和をはかり生態リズムを整えていくことを目的としているのがメディカルアロマテラピーです。代替医療としてメディカルアロマテラピーが見直され、 医療機関でも治療法として生活スタイルに取り入れられるようになりました。
医者が病気を見る時代から、からだの基礎を作る正しいバランスの取れた食事を心がけることで病気から身を守り、心も体も健全で豊かな日々を過ごすための指導をしていく時代に流れが変わりつつあります。
今の自分のライフスタイルを見直してみてください。
メディカルアロマテラピーとは
一般的なアロマセラピーは、リラクゼーションや香りを楽しむことを目的としています。
一方、メディカルアロマテラピーは、心や体の不調や機能改善を目的とした代替医療として行われ、主に医療現場や介護現場で導入が進んでいます。
また、メディカルアロマテラピーでは、精油の機能や効果に加え、心理学や基礎医学、カウンセリング学などの幅広い知識を活用して、心と体の不調に働きかけ、主に痛みやストレスの緩和ケアとして用いられます。
欧州各国では元来、ハーブを生活の一部として利用しており、アロマテラピーも代替・補完医療として活用されています。メディカルアロマはそんなフランスで生まれた芳香療法です。
フランスでは精油自体が日本より大変ポピュラーで、慢性的な疾患や感染症への治療として薬局で処方されることも少なくないようです。
※アロマセラピー:家庭で楽しむことをいいます。
※アロマテラピー:医療的な立場から療法として専門知識や資格を持った人がすること。
健康に導く油の話
油の種類
油=脂肪酸は大きく、動物性・植物性・魚の油分の3種類
植物性油分はさらに、オメガー3(アルファリノレン酸)オメガー6(リノール酸)オメガー9(オレイン酸)の3種類に分類、このバランスがとれていることが大切です。
現代の日本人の食生活で話題となっているリノール酸は、過剰摂取でバランスが崩れてしまっています。
現在よく使われている油の大半が、溶剤を使用し高温精製で化学的処理されたトランス型と呼ばれている脂肪酸です。この処理の行程で元来あるべき含有されていたはずの成分が失われ、狂った油になっていることを知る人が少ないのが現状です。
もともとある成分の表示に惑わされない知識を持って、摂取しなければならない油を摂って、自分の免疫力で体調を管理をして万病を予防できる健全な体作りを目指してください。
3種類の脂肪酸の性質
オメガー3(アルファリノレン酸):亜麻仁油、エゴマ油、しそ油、いわし・鯵・鯖・マグロ・鮭・などの青魚
炎症を抑制し血液循環を促し、癌の増殖を止める働きを持ちます。
リノール酸過剰摂取で引き起こされる危険因子を中和します。また学習能力を高めたり認知症の予防に役立つ嬉しい油です。
オメガー6(リノール酸):コーン油、サフラワー油、月見草オイル、ひまわり油、牛・鶏・豚肉
リノール酸はコレステロールを下げおなかすっきりといわれていますが、過剰摂取は体内でアラキドン酸に変化し炎症を起こす物質で、炎症やアレルギーの原因になり、癌・動脈硬化・心臓病の引き金となる危険因子です。
オメガー9(オレイン酸):オリーブオイル、キャノーラオイル、高オレイン酸サフラワー油
動脈硬化・心疾患の予防、悪玉コレステロール低下、便秘解消に役立ちます。 お肌のためにも嬉しい油です。唯一高温処理しても成分破壊に耐えうる油ですので お料理に最適です。
水分補給の役割
水分補給とは液体であれば何でも良いのではありません。
ジュース、コーヒー、日本酒、焼酎、ビール、ウィスキー、ワインなどの嗜好品は水分摂取の目的とは違います。
体の70%は水分です。
有効的な水分補給はこれらの他に、意識して毎日約2Lの水分が必要です。
なぜなら、人間の体液は約1L+この体液を解毒・排出・循環させ入れ替えるための1L=2Lが必要となります。
代謝機能を活性化させ健康維持に不可欠な抗酸化物質SOD
もともと人間の体内に存在し、体の錆びの原因となる活性酸素を除去する酵素SOD酵素は、酵素の中でも活性酸素を除去する特別な酵素としての働きをし、私たちの体を守ってくれる酵素です。
酵素は消化や代謝、細胞の生まれ変わりなどの生命活動に関与し、人間の体に削除不可欠な成分で、本来は生涯を通して体内で作られる酵素ですが、年齢を重ねるうちに生成能力や活動能力は減少していくので、日々の食事で意識して摂取すべき成分です。
「活性酸素=害」と思われがちですが、本来は病原体やウィルスから見を守り、体内に溜った毒素を排除し、健康を守るための必要な物質です。
活性酸素のパワーは強力なために必要以上に増殖すると、正常な細胞までも傷つけてしまいます。
増えすぎた活性酸素は、老化促進、体調不良、生活習慣病、癌などのあらゆる病気の原因になります。
活性酸素が増える原因
紫外線、ストレス、喫煙、不規則な生活、加工食品に含まれる添加物など、わしたちの生活に密着しています。
この原因を取り除くには生活習慣を見直して、体作りの基本となる下図の3要素の食事を取り入れる事から始めることです。
規則正しく、バランスの取れた食事、代謝を促すこまめな水分摂取で、 病気を未病のうちに対処できる自己健康管理能力を身に着けてください。
季節ごとの身体の変化と食材を意識して
春
苦味が身体を目覚めさせる
POINT
肝機能のケア
陽気が良くなり血行が促されるため、エネルギーが高まり動きたくなるのに、身体は目覚めきらない状態。
肝機能を高めることで気持ちに身体がついていく。
おすすめ食材
貝類・豆類・苦味のある山菜など、豆の力で肝臓をしっかりケア。
ほろりとした苦味が身体を目覚めさせる。
夏
心・胃機能を高めこもった熱と水分の代謝を促す
POINT
心臓機能のケア
身体にこもった熱を汗をかき水分代謝を活発に。
“補陰養心”身体を冷やし利尿作用を促す。
おすすめ食材
ハトムギ・雑穀・杏仁・シソ・オクラ・キャベツ・アボガドなど、雑穀やビタミンC群が紫外線に負けない潤いを、オクラのネバネバが血行を良くし代謝を促す。
アボガドなどのビタミンB群、ビタミンE群で心・胃機能を高める。
体力の消耗にはビタミンB17、雑穀類などを補給する。
秋
冬の寒さに備えて潤いと抵抗力をつける
POINT
肺や呼吸のケア
空気が乾燥し呼吸器に負担がかかるため、寒い冬に向けて抵抗力をつけエネルギーを蓄える。
おすすめ食材
百合根・茸類・芋類・なつめ・豆類など、こもった熱を出し切る茸類、肺を温めて免疫力をアップするなつめと百合根を食す。
芋類、豆類のパワーが体内をクリーンにする。
冬
血の巡りを良くして身体を芯から温める
POINT
腎機能のケア
寒さで血行が悪くなり冷えが強くなるため、身体を温め強壮作用や造血効果の高い食材を意識して「補陽温腎」。
豊富な栄養素と良質なタンパク質を摂取する。
おすすめ食材
赤身肉・青魚・根菜類・抗菌力があるネギ、生姜、ニンニクなど。
店舗情報
店舗名 | Medical Aroma Boutique Ensemble(有限会社生泉堂) |
---|---|
所在地 | 〒699-0202 島根県松江市玉湯町湯町1786-1 |
代表者 | 新宮 聡子 |
電話・FAX | 0852-62-0189 |
主な業務 | カウンセリングによる商品説明と販売 |
営業時間 | 月〜金曜日:10時〜17時・土曜日:10時〜12時 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
店舗沿革
2004年10月 | アンサンブレ設立 |
2004年10月 | メイムプロダクツ株式会社のMAME製品の販売開始 |
2006年3月 | JA玉湯店内より「松江市玉湯町湯町1786-1」に移転 |
2010年10月 | メディカルアロマテラピー製品の販売開始 |